才能と能力の違い

自分の天才ってなんだろう?

自分の才能をどうしたら発揮できるだろう?

と考えるときに、まず知っておくといいことがあります。

それは、「才能」と「能力」の違いです。

 

辞書によると、

「才能」は物事を巧みになしうる生まれつきの能力、

「能力」は物事を成し遂げることのできる力、

というように書かれています。

 

才能は能力のうちの先天的な、特に秀でているものというイメージですが、天才道では「才能」は、IRM開発者、幸田宗昌先生の考えられたこのようなオリジナルの“方程式”で導き出されると考えています。

 

才能=【感性】×【能力】×【価値観】

 

【感性】というのは「何が好きか」「個人固有の特異(得意)な感覚」ということ。

【能力】は、「できる」もしくは「できるようになる」力。

【価値観】というのは、「好き」や「個人固有の特異(得意)な感覚」を実感するために、どれだけ時間やお金、エネルギーを費やせるか(価値を感じているか)ということです。(費やしてきたか、でもいいでしょう)

 

例えば歌の才能といったときには、歌が好きだったり得意だと感じていたりという【感性】と、実際に上手に歌うことができる(できるようになる)【能力】、歌うことに価値を感じ、上達に時間やお金などをかけられる【価値観】がそろって初めて「才能」と呼ばれるということです。

 

逆に、自分の才能がわからない、という時には、この3つの要素から自分にどんな才能があるのかを導き出していけるんです。

 

ここで大事なことは、才能を発揮したいというときには、いろいろな経験や努力で【感性】【能力】【価値観】それぞれを磨いていく必要があるということ。

 

歌の【感性】を磨くにはクオリティの高い歌を聴く、歌の【能力】を磨くには何度も練習する、など想像できると思いますが、【価値観を磨く】というのには、実はとても奥深い意味があるんです。

 

「それを天職として本当に食べていけるのだろうか?」等、いわゆる固定観念からネガティブな感情によって行動にブレーキがかかってしまうことがよくありますが、この固定観念も「価値観」なんです。

 

こういう場面になった時「感情学修」という、IRMオリジナルの手法によって価値観をあらゆる角度から観ていき、価値観を磨き上げます。

 

感情学修によって、今の価値観を、より望む未来を手に入れられるような価値観に磨き上げることができ、それでブレーキをかけられることなく、天職に向けて自由自在にアクセルが踏めるようになります。

 

そのことによって素直な心が晴れわたり、本当の自分と上手にコミュニケーションがとれるようになるんです。

 

運転にたとえると、心の中のアクセルとブレーキの踏み方が上手になり、なりたい自分になるための人生のドライビングテクニックが上達するんですね。

 

天才道では「時間=命」と考えています。

自分の「命」を何のためにどう使うか?という価値観を磨いていくこと(命の使い方の精度を上げていくこと)が才能を発揮する上での大きなポイントになるんです。