天敵は既成概念

小学校に上がるくらいまでの子どもたちはみんな、天才をいろいろな場面で見せてくれることがあり、どの子どもたちも天才の可能性に溢れてキラキラしています。でもなぜその天才を育てながら大人になれる人が少ないのでしょう。

 

それは天敵である「既成概念」に潰されてしまっているからです。

 

既成概念とは、広く社会で認められ、通用している概念。「普通は」「常識では」「世間一般では」「社会的に」「道徳的に」などの言葉の後に出てくることが多いかと思います。

 

これらが、本来人間が持っている自由性・天才性を阻みます。

天才は自由性と同じところに存在します。この天才はよくて、この天才はダメということは決してありません。心が自由であることは、天才を発揮するためにとても大切なことなのです。

 

ちょっと考えてみると・・・天才と呼ばれる人達は、「普通」なこと「常識的」なことを超えているから天才なんですよね。

 

だから、あなたが持っている天才を発揮して輝きたい!と思ったら、「普通は」「常識では」という言葉を恐れないで下さい。「普通は」「常識では」は幻です。普通が何か、常識が何か、これは一人一人が決めているだけで、他人の常識、テレビの常識に振り回される必要は一切ありません。

 

例えば、毎月もらっているお給料の中で生きるのが普通だと思っていたりしませんか。お金がないからできないと思っていませんか。それが既成概念です。その毎月いくらの枠をどう超えるか?ということを考えることが既成概念の枠を超えるための一歩です。例えば歴史的に芸術家には、パトロンやタニマチと呼ばれる経済的に支援してくれる人が存在したりしています。

 

あなたが何かを成そうとした時に足りない「お金・時間・もの・人」は、ヴィジョンの強化と信念によって必ず引き寄せられるのです

 

もし子どもを天才にしたい!と思ったら、「この子はこうだから」と決めつけることをやめましょう。自分自身のことを決めつけていると、同じ思考パターンで無意識に相手も決めつけてしまいます。1人の人間に存在する無限の可能性を、どんなものがでてくるかな?とワクワクしながら引き出し、認め、育てていきましょう。